JAMES BROWN / She's The One (Remix)

【Used:12"】88年、UKのDJ Norman Jay他の提唱するレア・グルーヴ・ブームの真っ最中で、世界中のDJ達が過去の埋もれた知られざる音源を発掘し新譜同様に紹介していた。その潮流をいち早くキャッチし〈UK Polydor〉のDJ専科レーベルとしてスタートした〈Urban〉。

まるで70年代後半〜80年代初頭のDJ用ブートレグ12”シングルよろしく、James Brown他のレア・グルーヴ・クラシックスをDJの手によりRe-EditやRemixを加えリニューアルし12インチ・シングルとして再発した。

James Brown「She's The One (Funky Drummer Remix)」。手がけたのはNorman Cook。インディー・ロック・バンド、Housemartinsのベーシストだったがバンド解散と共に元々やっていたDJを再開。その後、Beats International、Fatboy Slimとしてビッグビート旋風を巻き起した。

そんな彼が手がけた (Funky Drummer Remix)は、「She's The One」と「Funky Drummer」ほか複数楽曲を使ったメガミックス。強靭なグルーヴを持った現場重視のヴァージョン。

'73年リリースのアルバム『REALITY』収録。ULTIMATE BREAKS & BEATS収録の定番ブレイクとしても知られ、Eric B. Feat. Rakim「ERIC B. Is President」、Krs-One「Outta Here」他でサンプリングされたほか、ブレイクや声ネタも無数にサンプリングされている「Funky President」。

もう説明不要。ブレイクビーツと言えば？これ「Funky Drummer」。名ドラマー、Clyde Stubblefieldの即興演奏で生まれた。このタイトルはJBが彼に贈った称号でもある。この曲はファンクだけどヒップホップ。しかも、このビートをサンプリングすればどんな楽曲もファンキーになってしまうという魔法のビート。トップDJでありRe-Edit職人でもあるDanny KrivitによるRe-Editを収録（86年リリースのベスト盤『In The Jungle Groove』から再収録）。

A1,SHE'S THE ONE (Funky Drummer Remix) 2:59
A2,FUNKY PRESIDENT (People It's Bad) 4:01

B1,FUNKY DRUMMER 9:13
B2,FUNKY DRUMMER (Bonus Beat Reprise）2:54