2026/06/20 06:58
個人的に昨今のシン民謡ブームはとても面白い。民謡クルセイダーズを初め数々のバンドがラテン〜レゲエとのクロスオーヴァーを推し進めている。現在再評価著しい70年代和ジャズ〜フュージョンの実験的作品群のようだ。
このMuchaMuchaM(ムチャムチャム)
もそんなバンドのひとつだ。私は正直このバンドを知らなかった。きっかけはFLATT THE LAIDBACKさんだった。
「福岡に面白いエキゾ・バンドがいるんです、今度うちからリリースするんですよ」
うちとは、ヴァイナル好きなら知らぬものはいないだろう〈EXHUME EXHUME PRODUCTION〉だ。DJとポップス史というふたつの視点からFLATT THE LAIDBACK独特の嗅覚で発掘した新進気鋭の現行バンドをリリースしている。
そんな彼がレコメンドするバンドがわろうはずがない。音源はまだ聴けないと言われたが私はふたつ返事でオーダーした。
早速サイトにアップするも全く反応がない。こんなこと初めてだ。さすがに音源が聴けないのは厳しかったかなと思っている矢先にデジタル・リリース・スタートというインフォが彼らのインスタにアップされた。すぐさまSpotifyから試聴した。
ボーカリスト 瀬戸口 碧海を新メンバーに迎え、彼女の出身地である鹿児島県の民謡"茶わんむしのうた"をMuchaMuchaM流のエキゾチカ・レゲエ化したというコピーにあるように、鹿児島からアフリカはエチオピアを通りジャマイカ経由で鹿児島へ戻ってきたような和洋折衷ぶりがたまらない。しかも、デジタル・レゲエの革命的ビッグ・チューン「STALAG」をモチーフにするというDJ的視点もある。
さらに瀬戸口 碧海さんの歌声が素朴でいいんです!民謡=こぶしみたいな固定概念は捨てましょう。とにかく、ただただ気持ち良い!そんな牧歌的な歌声が宇宙に飛ばれていくDub Versionも想像以上に良い湯加減でハマってしまった。配信スタート以来ヘヴィローしています。是非試聴してください!
MuchaMuchaM(ムチャムチャム)
Side A 茶わんむしのうた
Side B 茶わんむしのダブ
