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V.A. / Graffiti Rock(DVD)
¥660
【Used:USA DVD】 1984年6月29日に一度だけ電波に乗って放送された伝説のヒップホップ番組「Graffiti Rock」。なぜ一度きりか?それは、レギュラー化するための検討材料として制作/放映されたパイロット番組だったからだ。結果はボツ。当時のアメリカでもヒップホップは大ヒット曲はあったもののお茶の間とは遠かったようだ。 その「Graffiti Rock」を制作したのは、ニューヨークを拠点とするアーティスト、作家、映画製作者、ジャン=ミシェル・バスキアとともに、実験バンド「グレイ」の創設メンバーであったマイケル・ホルマン。当時、ブレイクダンスグループ「New York City Breakers」のマネージャーを務めていた彼はヒップホップ文化をアメリカ全土に広めようとしていたようだ。その気持ちが「Graffiti Rock」制作に繋がった。サウス・ブロンクスで生まれたこのムーブメントはラップや音楽だけではなく、グラフィティ、ブレイキングがセットだと言いたかったのだろう。ブレイクダンス、ラップ、DJ、グラフィティ、スラング、ファッション、、、全てをわかりやすく解説している。以下は実際オンエアされたスラング解説だ。 Hip-Hop:ブレイクダンサー、ラッパー”MC”、スクラッチDJ、グラフィティアートを表すサブカルチャーの名称 Fresh:最もヒップで、新しく、ユニーク Chill:落ち着いた。クール。自分をコントロール下に置いている。 そのマイケル・ホルマンが司会を務め、ランDMC、シャノン、ニューヨーク・シティ・ブレイカーズのDJジミー・ジャズ、クール・モー・ディー、そしてザ・トレチャラス・スリーのスペシャルKが登場。映画『ビート・ストリート』で成功を収めたばかりのニューヨーク・シティ・ブレイカーズも特別出演,テレビ・映画女優のデビ・マザールと俳優兼監督のヴィンセント・ギャロ(「プリンス・ヴィンス」と自称)もダンサーとして出演した。 伝説として語り継がれているこの「Graffiti Rock」を再び観られること自体奇跡。そう思えるのは80'sヒップホップ好きな人々限定なのかもしれない。しかし、ヒップホップ創世記の雰囲気を確認できる貴重な歴史的資料と思えば現行ヒップホップ好きもチェックして損はないだろう(特にファッション)。全23分。 こちらのサイト〈playatuner〉で詳しく紹介されている。ぜひチェックを。 https://playatuner.com/2017/07/graffiti-rock/
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Style Wars DVD
¥4,400
SOLD OUT
『ワイルド・スタイル』と並ぶグラフィティ文化を主題にしたドキュメンタリー映画作品。監督はトニー・シルヴァー。プロデュースは『サブウェイ・アート』『スプレーカン・アート』の著者であるヘンリー・シャルファント。 1983年にバンクーバー国際映画祭やサンダンス映画祭など映画祭で上映。シーン、ドンディ、フューチュラ2000、クラッシュ、レボルト、ゼファーなど、ニューヨーク・グラフィティ文化を担ったグラフィティ・ライターが登場。 ドキュメンタリーとしてグラフィティ・ライターたちの生の声を収録。また、当時ニューヨーク市長であったエドワード・アーヴィング・コッチや警察官らのコメントも収録した。反体制と体制、両方の言葉を並べた。グラフィティーという新しいアート・フォームがどう捉えられてたかを浮き彫りにした。 スタイル・ウォーズとは、グラフィティー・ライター同士のセンス・バトルであると同時に、グラフィティーという文化と一般社会の常識との戦いでもあった。それは、映画公開から40年近く経った今でも状況は変わらない。 輸入盤DVD 2枚組 リージョンコードはALL、国内製のデッキで視聴可能。
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Wild Style (DVD)
¥4,400
SOLD OUT
【Used】2015年、映画『Wild Style』30周年を記念してリリースされたDVD。当時は、30周年記念で劇場公開され、映画にまつわるイベントなどが目白押しで、ちょっとした『Wild Style』フィーヴァー(一部で)だったような記憶がある。 「1982年、ニューヨーク、サウス・ブロンクス。すべてはここから始まった」というキャッチコピーを見てどう思われるでしょう? 興味のない人にはどーでもいい映画だが、興味のある人には宝物のような映画である。この映画をゴミとか?宝とするか?は貴方次第。是非、その目で確かめてください。